指の先が弾力の塊を揺らすたびに、白く霞んだ視界が閉ざされる。腰から背中へと駆け上がる快感に瞼が閉じてしまうのだ。 腰が溶けて崩れ落ちそうになると、背中に痛みが走り、引き戻される。遠くで彼の冷静な声がする。雨は音もなく私の肌を濡らす。「もっと…
差しかけた傘の中で、貴女が服を脱いでいく。傘を持たないほうの腕で貴女の衣服を抱え込む。 霧のような雨が降り注ぎ、肌を包んで温もりを奪う。産毛立つ乳房は見る間に勃起して、幾重もの花色の波紋の中で先端を硬く尖らせる。 黒々とした飾り毛が下腹部で…
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