時間の流れまでも変わってしまうことを彼に教えられた。 流れが滞るのでも、早くなるのでもない。時間そのものが「流れる」という束縛から自由になってしまう。自由になるのは、時間だけではない。感覚が理性から浮き上がってしまう。 震え続けるのが本来の…
鏡の前で膝を開いて彼に腰の中心を拡げられた瞬間、グロテクスだと思った。 自分の真下に別の生き物が密かに息づいていた。淫らな生き物、そのものが彼の言う「おんな」の入り口なのだろうか。 子宮という球根から首を伸ばして腰の中心に隠花を開く、そんな…
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