蛇のやうな遊びをしよう
幾重にも微細な雫を肌に纏って、歓喜の吐息を紅い唇から漏らす。
貴女は濡れた草原に横たわり、雨の中、欲情を受け入れて快楽に女を委ねた。
銀色の粘液を肌に刻み付け、愛撫の軌跡を人目に晒す。柔からな起伏から官能の粘膜突起へと、道筋を見せつける。
辱めのような愛撫を嬉々として抱き締めて、ヌメヌメと這い上がる蝸牛に貴女は乳房を捧げだす。
勃起した紅い乳首を包み込まれたら、嗚咽にも似た声を響かせ、足先まで真っすぐに延ばして小さく震えた。
土と草に汚れた指を握りしめ、眉根を雨に弄られる。大きく唇を開いて、喉の奥まで梅雨の滴りに犯される。
欲しい・・と喘ぎながら、やがて延ばした膝を折り曲げて、左右に大きく開いてみせtる。
紫陽花の濡れた花弁に隠れるように、貴女の性器が雨に開いた。
「ねえ、蛇のような遊びをしよう。青紫の花の下、蝸牛に見つめられながら」