2008-09-08 秋の音色 空中楼閣 秋風がふわりと貴女の腰を抱いて、軽いスカートの裾を揺らした。 颯爽と木立を歩く貴女の、すらりと交差する脚のシルエットを強い陽射しが透かす出す。 いつまでも夏を惜しむような蝉の声が降りそそぐ森を抜けたら、スカートを捲りあげ、両足を思い切り開いて真正面から風に晒してあげたい。 飾り毛を剃り上げた柔らかな膨らみの狭間から、タンポンの紐に吊された小さな鈴を確かめてあげよう。 小さな音色は互いの証だから、キラキラと秋の陽射しに輝かせながら、指先で弾いてあげる。「光・・反射して綺麗だね」