まるで新しい玩具をみつけた子猫みたいに、貴女は嬉しそうな表情で唇を舐めた。 小さく尖った舌の先が妙にエロチックで、キスをして互いの舌先を感じ合うときの感触を、私は思い出していた。「嬉しそうだね」 「だって・・嬉しいから」 私の付け根を左手で握…
「ドライカレー、レタス、チキンで何が浮かぶ?」 顔を合わせてからずっと甘く潤んでいた貴女の眼差しが、きょとんとした可愛い表情になった。「え、何がって・・」 私は意地悪をするように、黙って微笑んでおく。「それ、美味しそうってこととか?」 「それ…
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