飴色の管を静かに引き上げると、機械仕掛けのように貴女が細く声を震わせた。抜かれていくゴムの管にすがって、尿道のピンク色の粘膜が内側まで見せて迫り上がる。 ついには追いすがれなくなって、粘膜が元の穴へと落ちていくと、そのすぐ上では大きく膨らん…
今、気がついた。生まれ変わるなら大きな樹になりたいと思っていたけれど、今、ふと気がついた。 今日は朝からの冷たい雨。不意に窓の外から鳥の鳴き声がした。風の強い冬の日も、晴れ渡る夏の日も、そうだった。鳥の声が聞こえるだけで、私の心はとても穏や…
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