桃狂い
<タイムリミット>
雨上がりの午前中の日差しに
柔らかな毛と花びらを
私に見えるように
腰を拡げる
見たいから・・もっと
細い指で水蜜桃を割って
恥ずかしいアナル
桜色の花芽
潤んだ腰が揺れはじめ
肩が震えて吐息が漏れる
見つめてるよ
・・溢れでる貴女
「忘れないでね・・ずっと」
キスをしたい・・花びらに
<水蜜桃>
こんなに美しいものを隠していたなんて
飾り毛を綺麗に剃り上げると
禁断の果実のよう
細かな毛穴が曲線を際立たせ
少し色ずんだ肌色が、魅惑的な裂け目を作る
均等の取れた花びらが、羽根を閉じた蝶のように
二枚揃って、ハミダシテ・・
膨らみへと起伏する合わせ目に
小さな粘膜の丘が佇んでいる
息を少し吹きかければ
魔法のように果汁を溢れさせるのですね
大きく口を開けて
裂け目と並行する数本の肌のシワごと
頬張りたい・・・口一杯に
果汁を吸い込むように、淫らな音をたて
<フロア・タイル>
両手をついたミーティングデスクに
艶やかな髪先から触れはじめ
吐息が大きくなるたびに
顔が俯いていく
蛍光灯の光に
水蜜桃を照らされて
後ろから交わって動かずに
先端を意識するだけで
潤んだルージュから零れでる細い声
マニュキアの爪を立てながら
太腿をつたわり落ちて
会議室の床に
貴女の海がひろがっていく
「動かなくて・・漏らしてしまうのだね」
<水蜜桃の夜>
椅子の上、柔らかな髪が揺れて乱れ出す
腰掛けた私に背を向けて
火照った肌の香り
淫らを口走ると
激しく腰を動かして
「深く・・もっと突いて」
踵を浮かしたヒールの中で
指先が丸まっていく
私の先端に擦りつける
・・子宮